髪の毛がパッサパサだ・・・
手が付けられねぇ
とぅるんとぅるんになりたいなら、
今すぐ私の前にひざまずきなさい。
・・・っ!!!
「最近髪がパサついてきた」
「髪の乾きが早くなった気がする」
と、男性でも髪のパサつきが気になるものです。
パサついた髪は老けて見られますし、ヘアスタイルも決まりにくいので実年齢より老けてみられがちです。
髪以外では男度満点でも髪がパサついているだけで男度は急激に下がってしまいます。
ですがここで不思議なことに気付きます。
実は、男性が髪のパサつきが気になるということはあまりないことです。
その理由は女性のように髪が長い場合、栄養が毛先にまで行き届かなかったり、ダメージを受ける範囲が大きいので髪のパサつきが出てきてしまいます。
しかし、男性は髪の短い人が多く、髪そのものにダメージを受けることが少ないのでパサつきが起こる人が少ないのです。
ですが、パサつきが気になる男性もいます。
あまり気にならないはずの髪のパサつきが気になる男性は、パサつき以上に深刻な状況かもしれません。
女性のパサつきとは違い、男性のパサつきは薄毛や抜け毛に悩まされる前の危険信号の可能性があります。
パサつきが気になりだしたら、男性は一刻も早くパサつき改善法を実践する必要があります。
そこで、私の強い味方である美容師の兄に、男性のパサつきの原因や改善法を直伝してもらいました!
男性の場合は深刻な状態になる可能性があるので、パサつきの原因を把握し出来るだけ早く改善法を取り入れましょう。
まだハゲたくねぇよ
しっかり勉強しないとな・・・
男性の場合、女性とは髪のパサつき原因が異なる
男性のパサつきの原因は、女性のパサつきの原因と似ていますが生活環境が違うことが多いので少し違います。
また、男性ならではの原因もありますし、知らず知らずのうちにやってしまっていることもありますので、原因をしっかり把握しておきましょう。
洗浄力の強いシャンプーでゴシゴシと洗っている
男性に多いのが、シャンプーの際に頭皮も髪の毛もゴシゴシと力強くこすっていることです。
また、男性はあまりヘアケアに関心がない人が多いので、自分の髪の毛に異常が出てきてから洗浄力の弱いシャンプーを選んでみたり、ヘアケアを始めます。
力強い男性の力で洗浄力の強いシャンプーを使い、頭皮や髪の毛をゴシゴシと摩擦をかけて洗ってしまうと頭皮を保護している必要な皮脂まで洗い流してしまいます。
必要な皮脂まで洗い流してしますと頭皮が乾燥する原因になり、再度頭皮を保護しようと
皮脂が過剰分泌を始めます。
こうなると毛穴に余分な皮脂が溜まって毛穴を詰まらせてしまい、髪に必要な栄養や水分を与えることができなくなるのです。
髪の約8割はタンパク質、約12%が水分、約5%が脂質でできていますので、栄養不足や水分不足は髪を細く弱らせパサつきの原因になってしまうと覚えておきましょう。
水分不足についてしっかり予習をしておきなさい。
▶ 美容師からの警告!髪のパサつきの原因は水分不足がほとんど
髪をシャンプーした後ドライヤーで乾かす男性が少ない
これも男性特有かもしれませんが、男性は女性に比べて髪の短い人が多いので、髪をシャンプーした後にドライヤーで乾かす人が少ないのです。
実は、この「濡れたまま放置」というのは、最も髪にダメージを与えパサつく原因になってしまいます。
濡れた状態の髪はとてもデリケートで髪を保護しているキューティクルが剥がれやすくなっています。
髪はホコリや汚れ、紫外線などから守るためにキューティクルで保護しています。
また、髪に必要な水分や栄養を閉じ込めておく役割もありますので、キューティクルが剥がれてしまうと水分や栄養分が奪われ、パサつきの原因になってしまうのです。
また、濡れた髪のまま寝てしまうと枕で摩擦が起きキューティクルのダメージは一層ひどくなります。
パサつき以上の問題が!セット力の強いメンズワックスで毛穴が詰まる
男性が使うワックスはスタイリング剤の中でもセット力が強く、髪を傷める原因になってしまいます。
特に、ワックスは頭皮に付着するとシャンプーをしてもなかなか落ちないので、残ったワックスが毛穴に詰まり、頭皮や髪にダメージを与えるのです。
さらに、スタイリング剤にはアルコールが含まれているため水分が奪われやすく、特にセット力の強いスタイリング剤ほどアルコールの配合量が多くなっています。
男性は髪の毛が短い人が多いので、ワックスが頭皮につかないように注意していても付着していることが多く、アルコールの影響と頭皮に残ったワックスの影響とのダブルパンチで髪に大きなダメージを与えてしまいます。
特に、ドライヤーを使ったあとにスタイリング剤を使うとドライヤーの熱で水分を奪われている上にスタイリング剤に含まれるアルコールの影響で髪の水分はほどんどなくなってしまいます。
仕事柄不規則な生活(食生活)になる男性が多い
男性は仕事柄不規則な生活や乱れた食生活になりがちです。
夜勤と日勤の繰り返しや、夜遅くまでの残業、忙しすぎてお昼ご飯を抜く、接待で暴飲暴食を繰り返すなど、仕事ですので避けることは難しいのですが、このような不規則な生活や食生活が髪のパサつきの原因になってしまいます。
まず、生活が不規則になると睡眠不足や疲れなどの影響から、自律神経が乱れ新陳代謝が悪くなり、頭皮の血行不良が起こります。
頭皮に必要な栄養は血液にのって運ばれてきますので、血行不良が起こると頭皮に必要な栄養を送り届けることができなくなるのです。
そのため、髪の栄養不足となり細く弱々しい髪になりパサつきも起こります。
また、栄養バランスの悪い食生活が続くと頭皮に必要な栄養を供給することができなくなります。
人体は生命維持に必要な機関へ優先的に栄養を運ぶため、生命維持に必要の頭皮や髪への栄養供給は最後になってしまいます。
ですので、豊富な栄養を摂れていないと髪に栄養が行き届かなくなりやせ細った髪しか生えてこないようになります。
栄養不足が続くと頭皮に栄養が行かなくなるため血行不良が起こり、頭皮の乾燥を招きます。
仕事だから仕方ないとあきらめるのではなく、不規則な生活も乱れた食生活も髪がパサつく原因になってしまいますので、見直しが必要です。
過度な飲酒はミネラルが不足して髪がパサパサに
仕事上、付き合いや接待などでお酒を飲む頻度が高い男性は髪がパサつきやすくなります。
お酒を飲むと肝臓でアルコールを分解するのですが、アルコールを分解するために大量のビタミンとミネラルを消費します。
ビタミンもミネラルも髪の形成に必要な成分ですので、これらの成分が大量に使われてしまうと、髪に必要なビタミンやミネラルを送ることができなくなってしまうのです。
栄養不足となった髪は成長することができなくなってしまい、髪が細く弱々しくなります。
また、ミネラルは髪にとってとても重要な成分で、栄養を送り届けるサポートをしたりビタミンを供給するサポートもしてくれます。
ミネラルは髪の保湿をし潤いのある髪にするためにも重要な成分ですので、不足することでパサつきの原因になってしまうのです。
喫煙することで髪が栄養不足になりツヤがなくなる
喫煙することでビタミンが破壊されてしまうため、髪に必要な成分を壊してしまいます。
せっかく栄養バランスの摂れと食事をしていても、喫煙することでビタミン不足になってしまうため髪がパサついたり、艶のない髪になってしまいます。
髪もストレス社会の洗礼を受けている
男性は常に仕事と戦っているような状態です。
朝は満員電車にもまれ、難しい仕事をこなさなければなりません。
また、残業が当たり前という人もいますし、仕事が終わっても接待が待っている、休日出勤は当たり前など、自分の時間を持つことがなかなかできません。
「そんなことを言われても仕事だからどうすることもできない…」と思う人も多いでしょう。
ですが、ストレスが溜まる状態を続けていると髪にも悪影響を及ぼします。
ストレスを完全に排除することはできませんし、どうしても日々の生活でストレスに感じることも出てきます。
仕事自体がストレスになっている人もいるでしょう。
ただ、多少のストレスは自分が成長するために必要なものですので、全くストレスがないよりは、多少ストレスがかかった方が男性の場合は仕事率がアップしたり、自分が成長することで最高のパフォーマンスを出すことができます。
ですが、ストレスが溜まり過ぎると自律神経が乱れてきます。
先程お話しましたように自律神経が乱れると髪のパサつきの原因になりますので、ストレスを溜め込まないようにしなければなりません。
好きな動画や映画を観る、本を読む、趣味に時間を使う、天気の良い日に散歩に出掛けるなど、ほんの少しだけでも気分転換の時間を作るだけでストレス解消に役立ちますので、時間のあるときにただ寝ているだけではなく、気分転換する方法を考えてみましょう。
40代以降なら加齢による水分量と皮脂量の減少で髪が細くなる
髪のパサつきの原因は水分不足によるものですが、頭皮や髪のキューティクルを守るには多少の皮脂も必要です。
ですが、加齢とともに水分量も皮脂量も減少してきます。
冬になると足のスネがカサついたり、背中が乾燥でかゆくなる、顔の乾燥が気になるという人は水分量や皮脂量が不足している可能性があります。
体内の水分量が不足すると髪の水分量も不足します。
皮脂に関しても同じことが言えますので、体内の水分量や皮脂量を増やす努力が必要なのです。
特に、40歳を超えたあたりから水分量や皮脂量が減少してきますので、髪のパサつきが気になる人は体内の水分量と皮脂量を増やすようにしなければなりません。
加齢とともに髪の質感も変化する要因と対策方法は下記からどうぞ。
加齢によるパサつきを諦めないで、
しっかり年相応のケアを続けるのよ。
➡ 40代で急に髪がパサつく!美容師が教える特有の原因と改善法
髪のパサつきをそのまましておくと男性の場合は薄毛の原因になる
男性の場合、髪のパサつきだけで留まることは少ないのです。
男性は女性に比べて皮脂量が多いので、毛穴が詰まりやすく頭皮環境が悪化する原因となります。
毛穴が皮脂で詰まってしまうと栄養分を髪に送り届けることができないからと、洗浄力の強いシャンプーでゴシゴシ洗ってしまうと必要な皮脂まで洗い流してしまい、頭皮が乾燥します。
この時に髪のパサつきが起こりますので、今髪のパサつきが気になる人はこの後のお話に注意してください。
頭皮が乾燥し髪のパサつき起ると、乾燥から頭皮を守ろうと皮脂の過剰分泌が起こります。
結局皮脂が毛穴をふさいでしまい、同じことの繰り返しになってしまうのです。
毛穴が皮脂でふさがれている状態が長く続くと、髪に栄養や水分が行き届かなくなり髪の毛はやせ細り成長する前に髪が抜け落ちてしまいます。
毛穴を皮脂でふさぐということは、髪の成長サイクルを乱すことになり最悪の場合「AGA(男性型脱毛症)」になる可能性もあるのです。
AGAになると改善は難しく、専門クリニックを受診しなければ治らなくなってしまいます。
また、専門クリニックを受診したからと言ってもすぐに改善されるわけではありませんし、クリニックで処方されたAGA薬を使うだけでは改善は難しいのです。
ですので、男性はパサつきが気になりだしたら、すぐにパサつき改善策をとらなければ最悪の結果になってしまいます。
プロ美容師直伝の改善法で髪のパサつきを治して男性の魅力をアップ
男性のパサつきの原因は様々でしたが、男性がゆえという原因もありました。
仕事社会で生きている男性にとっては改善が難しいところもありますが、一刻も早くパサつきを改善しなければ手遅れになってしまいます。
そこで、男性でもできる簡単な改善法を美容師の兄に聞いてみました。
兄も男性ですので面倒くさいことは苦手です。
男性の気持ちがわかる兄だからこそ教えてくれた内容もあります。
美容師直伝の改善法ですので、是非参考にしてください。
アミノ酸系シャンプーはおすすめ!髪も正しく洗おう
男性の場合、シャンプーにあまり気を使っている人は少ないと思いますが、髪がパサついている時に最適なのはアミノ酸系シャンプーです。
アミノ酸系シャンプーとは髪と同じ成分であるアミノ酸で洗浄するため頭皮に優しく必要な皮脂は残して余分な皮脂や汚れを洗い流してくれます。
また、アミノ酸系シャンプーには髪に必要な栄養も豊富に含まれていますし、パサつき改善効果の高い保湿成分が豊富に含まれています。
特に1gで6リットルもの水分を保持できるヒアルロン酸が配合されているアミノ酸系シャンプーは髪のパサつき改善に大きな効果を発揮します。
他にもコラーゲンやオーガニック成分など髪にとって必要な栄養素や保湿成分を豊富に含んでいますので、シャンプーをアミノ酸系に変えるだけでもパサつき改善に大きな効果を発揮します。
また、髪を洗う時にゴシゴシと強くこするのは逆効果です。
髪を洗うというより「頭皮をマッサージする」という感覚で洗いましょう。
シャンプーを使った正しい頭の荒い方
- まずシャワーで髪をしっかりすすぎます。
最初のシャワーは「髪を濡らして泡立ちを良くするため」と思っている人が多いのですが、シャワーをしっかりすることで髪の汚れを7割は落とせます。
ですので、必ずシャンプー前のシャワーはしっかり行いましょう。 - 次にシャンプーを手に取り、手のひらで泡立ててから頭に乗せます。
- 指の腹で頭皮をマッサージするように頭皮の汚れを落とします。
頭皮をマッサージしていると自然に毛先にもシャンプーがつき汚れを落としてくれますので、髪の短い男性は頭皮をマッサージするように洗うだけで十分です。 - シャンプーが終わったら、髪をしっかりすすぎシャンプーが残らないようにしましょう。
- シャンプーのあとはパサつき改善のためコンデショナーやトリートメントで髪に栄養を与え保湿、保護します。
- タオルドライもガシガシと拭くのではなく頭にタオルを乗せ、ポンポンと優しく水分を拭き取るようにしましょう。
ただ力まかせにゴシゴシ洗っても頭皮や毛髪の環境を悪化させてしまうだけ。
正しい洗い方やケア方法を身につけて、適度な洗髪を心掛けてみてください。
ムダに高価なシャンプーを買ったって意味がないわ。
➡ 髪の毛のプロが推奨!パサつき髪におすすめのシャンプー4選
正しいドライヤーの仕方で髪をきちんと乾かす
(髪なんて乾かしたためしがないぜ・・・)
男性はシャンプーの後にあまり髪を乾かす人がいないというお話をしましたが、濡れたままの髪はキューティクルが剥がれやすくなっていますので、必ずドライヤーで乾かしましょう。
ですが、男性の場合髪を乾かす時も頭皮や髪をゴシゴシとこすってしまう人が多いので注意が必要です。
髪が濡れてキューティクルが剥がれやすい状態で、髪や頭皮を摩擦するとキューティクルは簡単に剥がれます。
髪を保護しているキューティクルが剥がれると水分も栄養分も奪われやすくなる上に、キューティクルが剥がれたところにドライヤーの熱が入ることで、さらに水分は奪われてしまいます。
ドライヤーで髪を乾かすことは大切なのですが、できるだけ髪に熱を加えないように、そして髪の摩擦を起こさないようにすることがポイントです。
まず、ドライヤーを温風にし髪の生え際を一気に乾かします。
男性の場合短い髪の人が多いので、女性のように髪の内側から乾かす必要はありませんが、頭皮に近い生え際を一気に温風で乾かすようにします。
髪は生え際が乾くと毛先は簡単に乾きますので、必ず温風で頭皮や生え際をしっかり乾かしましょう。
ある程度頭皮や生え際が乾いたら冷風に切り替えて毛先を乾かし、髪全体をクールダウンさせます。
髪に熱がある状態だと水分が奪われやすいので、温風を使った後は必ず冷風をあてて冷やすようにしましょう。
ドライヤーの使い方で髪を痛めてしまうことが良くあります。特に男性は女性と比べて髪が短い方が多いのでドライヤーの仕方には細心の注意が必要です。
ドン・キホーテで1,000円くらいで買ったドライヤーなんて使ってないでしょうね?
➡ 髪のパサつきは美容師愛用のドライヤーで解決!驚きの能力とは
男性の場合、この方法で乾かせばものの5分もかかりません。
もし、パサつきがひどい、乾いた後のパサつきも気になるという人は髪を乾かす前の濡れた髪にヘアオイルやヘアトリートメントをつけてから乾かすと髪を守ってくれるので水分や栄養を奪われるのを防ぐことができます。
ただし、男性は皮脂の分泌量が多いのでヘアオイルやヘアトリートメントは指定量より少な目にしましょう。
ヘアオイルやヘアトリートメントをつけすぎると髪がべたつきますし、頭皮環境も悪化させますので、ほんの少量を髪全体に伸ばすようにし、頭皮にはつかないようにしましょう。
髪に残りやすいメンズワックスをキレイに落とす方法
男性が使うワックスはセット力が高い反面アルコール成分が多いのが特徴です。
また、ワックスは油分も多くセット力を高めるためのコーティング剤なども配合されているのでシャンプーだけでは落ちきっていないことが多いのです。
ワックスなどのスタイリング剤を落とし切れていない状態でドライヤーをあてたり放置すると残ったワックスが毛穴をふさいでしまったり、頭皮が荒れた状態になり頭皮環境を悪化させパサつきの原因になります。
ですので、強めのスタイリング剤を使った時はキレイに落とさなければなりません。
そこでオススメなのが美容師直伝の「シャンプー前にトリートメントを使う」という方法です。
お風呂の中でできますし、とても簡単ですので実践してみてください。
- まず、シャワーで髪をすすぎ、ある程度の汚れを落とします。
- 濡れた髪にシャンプーではなくトリートメントをつけましょう。
トリートメントに含まれている油分で、ワックスの油分やコーティング剤などを浮かします。 - ある程度油分やコーティング剤が浮かんで来たら髪をしっかりすすぎます。
- この後にシャンプーをして汚れを落とせば、髪に付着していた強力なスタイリング剤もキレイに落とすことができるのです。
- シャンプーの後はトリートメントやコンディショナーを使いましょう。
トリートメントやコンディショナーの使い方は「美容師が教えるトリートメントとコンディショナーの正しい使い方」の記事でも紹介していますので参考にしてください。
スタイリング剤はちゃんとこだわって選んだの?
➡ 美容師の裏ワザ付!髪のパサつきにおすすめのスタイリング剤
男性は意識して!規則正しい生活にし、栄養バランスの摂れた食事を
髪のパサつきは体内環境が影響していることもあり、パサつきを根本から改善するには体内環境を整える必要があります。
男性には難しいと思われているかもしれませんが、難しいことは全くありません。
男性は仕事を優先させなければならない場面が多々あります。
ですので、まずは自分のできる範囲で生活環境を変えていきましょう。
接待や付き合いがない時はコンビニのお弁当やインスタント麺などで済ませてしまうことはありませんか?
自炊が面倒だということで、どうしてもコンビニに頼りがちになってしまいますが、コンビニのお弁当やインスタント麺には添加物が多く含まれており栄養を摂るのは難しいのです。
ですので、休日などにおかずの作り置きをしておきます。
難しいおかずを作る必要はなく、野菜を中心としたおかずを作ってみましょう。
ほうれん草にはミネラルも豊富に含まれていますので、ほうれん草をゆでて冷凍しておくだけで、食べる時解凍して醤油と鰹節をかければ1品出来上がります。
また、休日に大量のおかずを作り置きするのは面倒という人は、野菜を電子レンジでチンします。
お湯でゆでるよりレンジでチンする方が栄養成分が抜けにくいですし、野菜を切ってチンするだけで、あとはドレッシングなどをかければすぐに食べられます。
主食になるおかずも魚なら焼くだけ、お肉なら炒めるだけくらいであれば、さほど時間はかかりません。
コンビニ弁当やインスタント麺に頼るより、遥かに栄養を摂ることができますので簡単な方法から実践してみましょう。
また、生活面に関しては仕事柄なかなか休みが取れない、残業しなければ仕事が追い付かないということもあると思います。
社内の雰囲気で、とても休める雰囲気ではないということもあるでしょう。
ですが、労働基準法で週に1度は必ず休みを取らなければなりませんので、必ず週に1度はゆっくり休む時間を作りましょう。
残業もしなければならないかもしれませんが、「この曜日だけは早く帰る」と週に1回でもよいので割り切って早く帰る日を作りましょう。
こうして生活面を自分でコントロールしなければ髪だけではなく体調不良を起こし仕事どころではなくなってしまいます。
髪は健康のバロメーターとも言われていますから、疲れていると感じた時は心と体を休める努力も必要です。
そして髪のパサつきに悪影響を及ぼす過度な飲酒は避け、禁煙も視野に入れてみましょう。
耳の痛い話ばかりだ・・・
自分だけのストレス発散方法を取り入れて髪を元気に
ストレスを溜めすぎると自律神経が乱れ、髪のパサつきの原因になるというお話をしました。
ですので、休日に自分の趣味に没頭したり、新たな出会いを探してみたり、運動してみたり、自分にとって一番良いストレス発散法を見つけましょう。
特に良いのは運動です。
運動すればストレスの発散になりますし、新陳代謝が活発になりますので頭皮の血行促進にも繋がります。
頭皮の血流が改善されれば、髪に運ばれる栄養が多くなりますのでパサつきのない太くて強い髪になっていきます。
ストレス発散で、できれば太陽の日が当たる外でできれば最高です。
太陽にはストレスで乱れてしまった自律神経のバランスを整える働きがあります。
自律神経は交感神経と副交感神経のバランスによって成り立っています。
交感神経は運動したり起きている時に働き、副交感神経は寝ている時やリラックスしている時に働きます。
ですので自律神経が乱れると副交感神経がきちんと働かず夜眠れないという状態になって睡眠不足となってしまいます。
ですが、太陽の光を浴びることで精神の安定を保つセロトニン神経が活性化し、イライラや不安などのストレスを排除することができるのです。
太陽の光を浴びてセロトニン神経が活性化すると交感神経だけが過敏になってしまうのではないかと思われるかもしれませんが、セロトニン神経は夜になればメラトニンという物質に代わり副交感神経を刺激しリラックス状態にしてくれます。
運動までとはいかなくても、外を散歩するだけでも十分効果はありますので、ストレス発散のためにも外に出て自然の力を取り込みしょう。
髪のパサつきを根本から改善できる体内の水分量とミネラルの増加
髪のパサつきは水分不足が原因です。
先程、体内環境を整えることで髪のパサつきの改善になるとお話しましたが、水分も髪にとってはとても大切なものです。
体内の水分量が減ると髪の水分量も減りパサつきの原因になりますから、成人男性の場合1日2.5リットルの水分補給を目指しましょう。
また、ミネラルも髪にとってとても大切だとお伝えしました。
ミネラルは体内で作り出すことができないので、食べ物や飲み物から摂取するしかありません。
人体に必要なミネラルは約30種類と言われています。
この全てを食べ物からバランスよく摂取するのはとても難しいことです。
ですが、最近ではミネラルが豊富に含まれているミネラルウォーターがあります。
もちろん、食べ物からミネラルを摂ることが大切ですが、足りないミネラルはミネラルウォーターで補うという方法もあります。
私もミネラルたっぷりの水をたくさん飲むようになってから髪のパサつきがなくなり弾力やツヤのある髪に改善できました。
体内から改善するということは、髪のパサつきを根本から改善することにもつながりますし、水とミネラルを同時に摂取できれば一石二鳥ですので、面倒くさいと思うこともありません。
髪を保湿するヘアオイルやヘアトリートメントもおすすめ
男性の場合、皮脂の分泌量が多いので必要ない人もいますが、ドライヤー前は髪を保護するために是非使ってみてください。
また、パサつきがひどい人はドライヤー前だけではなく定期的にヘアオイルやトリートメントで保湿してあげることでパサつきが大幅に改善されます。
ヘアオイルやヘアトリートメントには髪の修復作用のある成分や高い保湿力を持つ成分が含まれていますので、パサつき改善には最適なアイテムです。
特に外で仕事をすることが多い男性はヘアオイルやヘアトリートメントを使うだけで髪を保護し、紫外線や汚れ、ホコリなどから守ってくれますので使用することをおすすめします。
ヘアオイルは、たくさんの種類が発売されていますが、自分に合わないものやパサつきとは関係ないものを使うと却って髪や頭皮にダメージを与えてしまうことがあります。
パサツキシラズでおすすめするヘアオイルはパサついた髪に最適なものばかりなので、迷ったときの参考にどうぞ。
髪の毛がキレイなメンズはモテるわよ。
➡ 髪のパサつきに効果的なヘアオイル!美容師厳選おすすめ3選
まとめ 男性の髪のパサつきは早急な対応が必須
男性のパサつきは放っておくと大変なことになります。
女性とは違う原因もありますし、男性だからこそ起こる原因もありました。
改善方法はたくさんありますので、まずできることから始め、できるだけ早く髪のパサつきを改善するようにしましょう。
女性は髪をキレイに保っていたいという人が多いため、日ごろからヘアケアを行っている人が多いのですが、男性の場合は手遅れの状態になってからヘアケアを始める人が多いのです。
パサつきの段階で気づいた人はラッキーとも言えますので、パサつきからAGAになる前にできる限りの改善策を取り入れましょう。
また、髪がパサついているとスタイリングも決まりにくいですし、実年齢より老けて見えてしまいます。
ですがパサつき改善方法を取り入れ、男らしい強くて張りのある髪に戻れば男度はアップし自分に自信もつきます。
自信がつけば輝いて見えますので、髪のパサつきを改善し男度アップを目指しましょう。
つやめく髪を手に入れるために毎日のケアを頑張ろう・・・
最初から
髪のパサつきの原因を理解したら、次は改善方法やヘアケアアイテムについて理解しましょう。
パサツキシラズを最初から読めば、原因と改善、オススメのヘアケアグッズを知ることができます。