年齢によって髪の毛をケアする方法は変わるんですか?
肌のケアが変わるのと同じで、
当然髪の毛のケア方法も変わるわ。
今のうちにちゃんと覚えておこう・・・!
「あれ?髪を乾かす時間が短くなったなぁ…」
「え~!なんでこんなに髪がまとまらないの?!」
「おかしいな…髪が軽い感じがする…」
「最近パサつきがひどくなってきた…」
40代になってから、こんな現象は起こっていませんか?
疲れやすくなった、胃腸が弱くなった、体力がかなり落ちている、風邪をひきやすくなったなど、40代になると体も変化し、あまりの変化についていけない人もいるのではないでしょうか。
実際私も40代に入って急激に体が変化し、「何か悪い病気なのか」と焦った記憶があります。
そして40代という年代は体だけではなく、髪も変化しているのです。
ですので、文頭にあったような髪の変化が起こってもおかしくありません。
髪を乾かす時間が短くなったり、髪がまとまらなくなったり、髪が軽くなったと感じるのは、すべて髪のパサつきが原因です。
髪のパサつきの原因は水分不足です。
髪の成分の約12%が水分となっていますが、12%を下回ってしまうと髪がパサついてきますので重量感もなくなり軽く感じ、パサつきのせいでまとまらなくなります。
髪が乾燥していますから乾かす時間が短くなっても当然です。
こうなると「髪がパサついている」と分かる人は多いので、パサつき改善のために色々試すようになるのですが、なかなかうまくいかないということはありませんか?
髪がパサつく原因は様々ですが、40代に入ると特有のパサつきの原因があるのです。
それを知らずにいくらヘアケアをしても改善できませんので、まずは40代特有のパサつきの原因を知り、その原因を改善できる方法を実践していく必要があります。
そこで、私の強い味方である美容師の兄に40代特有のパサつきの原因と改善法を聞いてみました。
美容師の兄も私も40代ですので、髪がパサつくという経験をしています。
ですので、自分のことのように話してくれた上、美容師の知恵をたくさん教えてくれました。
リアル40代の美容師が教える「40代の髪がパサつく原因」と、「とっておきの改善方法」を全てご紹介します。
【美容師直伝】髪のパサつきは40代特有の原因がある
髪のパサつきの原因はたくさんあります。
40代だからという理由でなければ、以下のようなことが原因でパサつきは起こってしまいます。
- 乱れた食生活
- 不規則な生活習慣
- 過度な飲酒や喫煙
- カラーリングやパーマのやりすぎ
- ドライヤーやヘアアイロンの間違ったやり方
- 紫外線
- 間違ったシャンプーの仕方
- 洗浄力の強いシャンプーを使っている
- 間違ったタオルドライの仕方
- 運動不足やストレスの溜めすぎ
など、髪がパサつく原因はびっくりするほどあるのです。
40代で髪がパサついている人は、これらの原因も考えられますが、40代になってから急激に髪のパサつきが気になった人は、「40代特有のパサつきの原因」があるのかもしれません。
そこで、美容師の兄に聞いた40代特有のパサつきの原因をご説明します。
髪のパサつきから体内でどのような変化が起こっているのかも知ることができますので、自分の状況などと照らし合わせて読み進めてみてください。
40代で髪がパサつく最大の理由は加齢による水分量の減少
40代になってから髪がパサつく大きな原因となっているのが加齢により体内の水分量が減少することです。
人体の約65%が水分と言われていますが、実はこの数値は平均的な数値で、年代によって体内の水分量は全く違うことをご存知ですか?
赤ちゃんの水分量はなんと約90%もあるのです。
ところが成人すると約70%にまで減少し、50代になると50%にまで水分量が減少してしまいます。
体内の水分が減少し始めるのが約40歳くらいですので、どうしても40歳を超えると体内の水分量が減少すると共に髪に供給する水分も減少し、髪がパサついてしまう原因になります。
体内の水分量が減少すると髪の毛がパサつくだけではなく、今まで冬でも乾燥でかゆくなったことがない人ですら足のスネや背中、顔などがかゆくなったり、粉をふいたりします。
また、便秘になってしまったり、ツバが出にくいので喉が乾燥することもあります。
私も40代に突入した頃から冬になると足のスネがかゆくなって、ひび割れたような肌になったり、肘や膝のかさつきが出てきました。
さらに、喉が渇いているわけではないのですが、喉が乾燥しやすくなり、喉を潤すための飲み物は欠かせないようにもなりました。
そして、体内の水分量が減少することで最も怖いのが血液がドロドロになるになるということです。
血液も水分ですから、水分量が減少すると濃度が濃くなりドロドロ状になってしまうのです。
血液がドロドロになると血管に詰まりやすくなり、脳梗塞や心筋梗塞など血管系の病気になりやすいので注意が必要です。
このように、体内の水分量が減少すると髪がパサつくだけではなく体にも悪い影響が出てきます。
40代になって急に髪のパサつきが気になりだしたら、体内の水分量も減少しているということですので、できるだけ早く体内の水分量を増加させる努力をしましょう。
運動嫌いに多い?加齢による新陳代謝の低下
女性の場合は7の倍数、男性の場合は8の倍数の年齢が体に変化のある年だと言われています。
30代前半まではさほど気にしていなかった体の変化も、30代後半になると新陳代謝が低下してくるため変化に気付きやすくなります。
女性の場合で30代後半の7の倍数と言えば35歳を超えたあたりから、男性の場合は40歳を超えたあたりから新陳代謝の低下と共に、急激に体に変化が起こりやすくなります。
新陳代謝が低下してくると血液の流れも悪くなり髪を作っている毛母細胞に十分な栄養を届けることができなくなってしまいます。
体に入った栄養は血液にのって生命維持に必要な臓器に優先的に運ばれます。
つまり、髪に栄養が運ばれるのは最後になってしまう上、血流の悪さで必要な栄養も届けられない状態になってしまうのです。
栄養の行き届いていない髪はやせ細り弱々しい髪質になりパサつきも起こります。
また、新陳代謝の低下は血流が悪くなり髪のパサつきの原因になるだけではなく、太りやすく痩せにくい体質になりますし、肌のターンオーバーが乱れ肌荒れの原因にもなります。
他にも新陳代謝が悪くなることで胃腸の機能も低下しますので、便秘になったり、下痢や便秘を繰り返すようになってしまいます。
さらに血流が悪くなることで冷え性になったり低体温になることもありますし、血流が悪いということは血液ドロドロの状態になることですから、さらに大きな脳梗塞や心筋梗塞などの病気を引き起こす可能性があるのです。
このように、40代になり新陳代謝が低下すると髪のパサつきに影響を及ぼすだけではなく、様々な病気を引き起こす原因になります。
私も、40代になり急に胃腸の調子が悪くなったので新陳代謝が低下していることは間違いないのでしょう。
避けては通れない!更年期に向かっての女性ホルモンの低下
女性の場合、女性ホルモンの低下により髪のパサつきが起こっている可能性があります。
女性ホルモンはエストロゲンとプロゲステロンという2つの性ホルモンから成り立っているのですが、特にエストロゲンという女性ホルモンの役割は、女性らしい丸みのある体のラインを作ったり、バストを作る、そして女性らしい艶やかな髪に成長させたり髪を増やす働きがあります。
ですがエストロゲンは40歳を境に減少していきます。
それは50代に閉経を迎えるための準備段階ということで、40歳ぐらいから閉経に向けてどんどんエストロゲンが減少してしまうのです。
エストロゲンは髪の成長に欠かせないホルモンですので、エストロゲンの減少が始まる40代になると美しくツヤのある髪を持続させることができなくなり、髪のパサつきにつながります。
そしてエストロゲンが減少し始めると「更年期」という時期に入っていきますので、特に体の異変が多くなります。
女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンのバランスが取れているからこそ正常な月経が起こったり、心身共に健康な状態をキープできているのですが、エストロゲンが減少しホルモンバランスが崩れると体が火照ったり、動悸がする、めまいがする、大量に汗をかく、イライラする、不安になる、吐き気がするなどの症状が出てきます。
これが更年期障害の症状と言われていますが、生理前や生理直後もホルモンバランスが崩れますので、一時的にこのような症状が起こることがあります。
症状は個人差があるので様々ですが、生理前にイライラしたり体が熱く感じる、動悸がするという経験をしている人は多いのではないでしょうか?
生理前や生理直後にこのような症状が起こる人は「生理前症候群」と呼ばれていますが、閉経に向けてエストロゲンが減少していくと「更年期障害」と呼ばれるようになります。
エストロゲンの減少で髪のパサつきが起こったり、更年期障害のような症状が出る人もいれば出ない人もいます。
私も40代になり急に生理前に動悸がしたり、体が熱くなるということが起こるようになりました。
それまでは生理前でも腰が痛い、お腹が痛いというくらいしかなかったのでびっくりしましたが、これも更年期に向けてエストロゲンが減少しているサインだったのですね。
40代に入り急激に髪がパサつきだした、動悸がするようになったなど何かしら更年期障害の症状が出ているのであれば女性ホルモンのバランスが乱れ始めているのかもしれません。
40代だからこそある!長年積み重ねてきたカットの仕方
40代にもなると行きつけの美容院を持つ人は少なくありません。
いつも行っている美容院だから自分の好みの髪型を知ってくれているため、カットを頼む時にラクだという人もいますし、腕が良いので行きつけにしているという人もいるでしょう。
ですが、カットの仕方で髪がパサつくことをご存知でしょうか。
私の兄が美容師をしているので、私は家でよく髪を切ってもらっていました。
その時に「無造作な感じがいいから髪をすいてシャギーを入れてほしい」と言ったところ、「面倒くさいこと言うな…」と言われてしまいました。
「なぜ面倒くさいの?」と聞くと「髪をすく時に量をきちんと調整して長さもある程度調整しないと髪がパサつく原因になるし、シャギーはカミソリで入れた方が早いし仕上がり具合はいいけれど髪が傷むしパサつくからハサミでシャギーを入れなきゃいけない」と言われました。
「じゃあ、ハサミでシャギー入れてよ」と簡単に行った私に「ハサミでシャギー入れるのどれだけ大変だと思ってるんや~」と怒られました。
ですが、実際髪がパサつかないように髪の量や長さを調整しながらハサミでキレイにシャギーを入れてくれたのはさすが美容師だと感じました。
このように、カットの仕方一つで髪がパサつく原因になってしまいます。
特に40代になると大人の雰囲気になってきますのでカットの仕方もレイヤーやシャギーを入れることが多く、髪の多い人はすいている人がほとんどです。
これまで通っていた美容院はどうでしょうか。
カットの時に髪がパサつかないようにしてくれていますか?
40代に多い高級志向の間違ったシャンプー選び
40代になると子供もある程度大きくなって手が離れていますので、自分の時間もできてくる年代です。
生活も落ち着いてくる時期ですし経済的にも落ち着いてくる時期ですので少し高級感のあるものを購入する人が多くなります。
もちろん、40代ですのである程度良い品を持つようにした方がよいのですが、シャンプーを選ぶ時にも高級志向が邪魔して間違ったシャンプーを選んでしまっている可能性があります。
高級なシャンプーでも洗浄力が弱く髪の成長に必要な成分が配合されているアミノ酸系シャンプーを購入していれば良いのですが、「香りがいいから」「ブランドだから」という理由だけでシャンプーを選ぶと髪のパサつきを引き起こしてしまうのです。
市販で販売されているシャンプーは洗浄力が強く、頭皮を守っている必要な皮脂まで洗い流してしまいます。
さらに正しいシャンプーの仕方が分からず、頭皮をゴシゴシ、髪の毛をゴシゴシと摩擦を与えるように洗っている人は要注意です。
洗浄力の強いシャンプーで必要な皮脂まで洗い流し、頭皮をホコリや汚れなどの外敵から守ることができないデリケートな状態になっている時にゴシゴシと摩擦を起こして洗うとどうなるか、もうお分かりではないでしょうか?
頭皮が傷つき頭皮トラブルを起こすだけではなく、必要な皮脂を洗い流したため「もう一度頭皮を守ろう」と皮脂の過剰分泌が起こります。
そうなると余分な皮脂で毛穴をふさいでしまい、必要な栄養を髪に送り届けることができなくなるのです。
栄養が行き届かなくなった髪は弱々しくやせ細り、髪がパサつく原因になってしまいます。
シャンプーを変えてから髪がパサつくようになったという人は、もしかするとシャンプー選びを間違えているのかもしれません。
ムダに値段が高いだけのシャンプーを選ぶのは間違いよ。
▶ 髪の毛のプロが推奨!パサつき髪におすすめのシャンプー4選
40代特有の髪のパサつきを改善するとっておきの方法
40代になって急に髪のパサつきが起こる原因は体内の変化によるものが大きかったように感じます。
また、40代という年齢だからこそ起こる原因もありました。
ですが、「新陳代謝や女性ホルモンの低下って改善することができるの?」と思われた方もいるでしょう。
40代になるとどうしても新陳代謝や女性ホルモンが低下するのは避けては通れないことです。
ですが、完全に低下を止めることはできなくても軽減させることで髪のパサつきを改善していくことはできます。
また、新陳代謝や女性ホルモンの低下を軽減させつつこれからお話する「40代特有の原因を改善する方法」を実践すれば髪のパサつきはなくなり、美しく艶やかな髪を取り戻すことができるでしょう。
ではまず先ほどお話しました「原因」をそれぞれどう改善していくのか、美容師直伝の改善法をお伝えしていきます。
ミネラルを豊富に含む良質の水分を1日2リットルは飲む
40代の方に最もおすすめしたいのが「ミネラルを豊富に含む水」を飲むことです。
ミネラルは髪の成長に欠かせない成分であると同時に、体を元気に活動させるにはなくてはならないものです。
ミネラルは体内の生命維持に必要な代謝酵素の作用を助け、酸素を体の隅々にまで運び、髪の成長に必要なビタミンの吸収を助けます。
また、女性ホルモンなどのホルモンバランスを整える働きがありますので髪と体の健康にはなくてはならないものなのです。
ですがミネラルは体内で作り出すことができない物質ですので、食べ物や飲み物から摂取しなければなりません。
人体に必要なミネラルは約30種類と言われていますが、この30種類を全てバランスよく摂取できなければミネラルの働きが悪くなり、髪や体の元気がなくなってしまいます。
ですので、ナトリウムやマグネシウムなど一般的に販売されているミネラルウォーターを飲むだけではミネラルバランスが取れないのでミネラルの働きが悪くなります。
そこで美容師の兄に教えてもらったのが人体に必要な約30種類のミネラルを含む水を1日2リットル飲むということでした。
ミネラルは摂りすぎている成分に関しては体外へ排出されるためミネラルの摂りすぎにはなりません。
また、髪のパサつきの原因は水分不足ですし、40代になると体内の水分量が減るため飲み物から水分を摂取する必要があります。
この時に「水分ならなんでもいいだろう」とコーヒーやお酒も水分に考える人がいますが、40代の髪や体が欲しているのは「質の良い水分」です。
私も水分をこまめにとれるように、
「美容師からの警告!髪のパサつきの原因は水分不足がほとんど」この記事でちゃんと復習します!
人間の体は約65%が水分でできています。
髪がパサつくということは血液もドロドロになっているというお話をしましたし、体内の水分がキレイな水分に入れ替われば体調も良くなり髪のパサつきもなくなります。
ですので、体内の水分をキレイにするにはコーヒーやお酒などの水分ではなくミネラルを豊富に含む水を飲むことが一番なのです。
人間の体は環境変化に対応するために約3ヵ月で変わると言われています。
ですので、ミネラルたっぷりの質の良い水分を3カ月摂ってみてください。
飲んでいるうちに体調がよくなったり、何かしらの変化はみられると思いますが、3カ月たった時の自分の髪を見た時に驚くと思います。
髪のパサつきが改善され、ツヤのあるキレイな髪になっていることでしょう。
実際私もミネラルを豊富に含む水を1日2リットル飲むようにしたところ、最初の1か月で胃腸の調子がよくなり、2か月目にはお肌の調子もよくなり気になっていたスネや顔の乾燥もなくなりました。
3ヵ月目には髪に天使の輪ができていたので私自身が一番驚きました。
質の良い水を1日2リットル飲んでいただけでこれだけ髪のパサつきがなくなりしっとりするのかと目が点になったことを覚えています。
豊富なミネラルを含む水を1日2リットル飲むことで体内の水分量が増加し、体内環境も改善しますのでキレイなツヤ髪を復活させることができたのでしょう。
新陳代謝が向上!適度な運動や半身浴などで体を温める
新陳代謝を向上させることで血流が改善し、髪に十分な栄養を送り届けることができます。
豊富なミネラルを含む水を飲むことで血液のドロドロが改善されるので、これだけでも血流改善することはできますが、さらに新陳代謝を上げるとなれば適度な運動や半身浴がおすすめです。
適度な運動を行うことで体内の水分の循環が良くなり血流改善になりますし、運動をすると筋肉量が上がるので新陳代謝を向上させることができます。
真冬にあまりの寒さで体がブルブルと震えることがあると思いますが、これは体の筋肉を震わせることで新陳代謝を上げ体温を上げているのです。
ですので、運動や半身浴などで体温が上がり新陳代謝が活発になることで血流も改善され髪に必要な栄養をしっかり送り届けることができるようになります。
不可能ではない!女性ホルモンの低下を軽減させることができる
日頃の生活を見直すことで、
気になる髪のパサつきも改善できるということよ。
「女性ホルモンの低下を軽減させるなんて不可能なんじゃないの?」と思われているかもしれませんが、実は普段の生活習慣を少し変えるだけで女性ホルモンの低下を軽減させることができるのです。
エストロゲンが減少すると女性ホルモンのバランスが乱れますが、これは自律神経が乱れた状態になっているのと同じ状態です。
自律神経が乱れると動悸が起こったり、イライラする、不安になるなどホルモンバランスが乱れた時と同じような症状が出てきます。
つまり自律神経の乱れを改善する方法を取り入れればエストロゲンの低下を軽減させることができるのです。
まず、自律神経やエストロゲンの低下はストレスと密接な関係がありますので、ストレスフリーな生活スタイルを心がけるようにしましょう。
自分の趣味を見つけたり、適度な運動をする、散歩をする、お友達とたくさんしゃべる、思いっきり笑うなど、ストレスを緩和するだけでも女性ホルモンのバランスが崩れるのを抑えてくれるのです。
私も40代になって生理前に動悸が起こったり、不安になったり、体中のあちこちにガタが来ているように感じたので1日30分の筋トレを行うようにしました。
30分といっても体力が衰えているので休憩しながらですから実質15分くらいしか筋トレできていませんが、それでも生理前の動機がなくなり不安になることもなくなりました。
逆に体が軽くなったので運動が楽しくなり、ストレス発散や新陳代謝の向上になっています。
また、過度なダイエットはストレスになりますし必要な栄養を髪に運ぶことができなくなります。
栄養バランスのとれた食事をしっかり3食摂り、暴飲暴食を避け規則正しい食生活を送ることが大切です。
さらに夜は10時には就寝して朝6時には起床するなど規則正しい生活をすることも大切です。
特に、夜10時~翌日午前2時まではお肌のゴールデンタイムと言われています。
この時間にお肌の修復を行い、お肌のターンオーバーを正常にする働きがあります。
頭皮も肌ですので、この時間に寝ていることで荒れた頭皮を修復し健やかな髪が成長する土台を作ってくれるのです。
女性ホルモンの低下を軽減させるにはストレスを発散し、リラックスできる状況をたくさん作りましょう。
そして、規則正しい食生活や生活環境を整え、質の良い睡眠をとることが大切なのです。
また、太陽の光を浴びると自律神経の乱れを整えてくれる働きがありますので、朝起きたら窓を開けて太陽の光を浴びるようにしましょう。
信頼できる美容院ならカットの仕方を変えてもらおう
行きつけの美容院を持つ人が多くなる40代ですが、カットの仕方で髪のパサつきが起こってしまいます。
どのようなカットの仕方が髪のパサつきの原因になるかはお話しましたので、行きつけの信用できる美容院であれば、いつもしているカットの仕方を聞いてみましょう。
もし、髪がパサつくようなカットの仕方であれば今後のカットの仕方を変えてもらうように話すのも良いでしょう。
ですが、相手も髪のプロですので「髪がパサつくからこんなカットの仕方に変えてほしい」と言われると「いやいや、このカットなら髪はパサつきませんよ」と言われることもあるかと思います。
もし、行きつけの美容院がカットの仕方を変えてくれないようであれば行きつけの美容院を変えることも必要です。
美容師は髪のプロであると同時に接客のプロでもありますから、お客様の要望に対して心ない返答をするようであれば、その時点で信用できる美容師とは言えません。
「髪のパサつきが気になるからパサつかないようなカットにしてほしい」と詳しい内容を言わず、このように伝えるだけでカットの仕方を変えてくれる人もいますし、腕の良い美容師はお客様に言われる前から髪がパサつかないようなカットをしてくれています。
「髪のパサつきが気になったので、以前からパサつかないようなカットにしていますよ」と言われた時は、どんなカットの仕方をしているのか聞いてみてもよいでしょう。
高級シャンプーとはさよなら!アミノ酸系シャンプーがおすすめ
40代に入って高級志向になったとはいえ、まだまだ本当の高級品は何なのかがわかっていないのが40代です。
高いものだから良いものではなく、本当の高級志向の人は自分にとってプラスになるものを取り入れています。
自分にとってプラスになるものの中で最も良いものを選ぶので自然と金額が高いものになってしまうのですが、高級なものを使っているのが高級志向ではありません。
シャンプーを選ぶ時も同じで自分にとってプラスになるものを選びましょう。
髪のパサつきが気になる人に美容師がおすすめしているのがアミノ酸系シャンプーです。
アミノ酸系シャンプーは髪の成分と同じアミノ酸が使われているので髪にとても優しく、洗浄力も弱いので必要な皮脂まで洗い流してしまう心配もありません。
また、アミノ酸系シャンプーには髪に必要な栄養や水分が豊富に含まれていますので、健やかな髪にし、しっとりとしたツヤのある髪に導いてくれます。
特に髪のパサつきが気になる人は保湿成分が豊富に含まれているアミノ酸系シャンプーが良いでしょう。
>この中から選べば間違いない!美容師が本当におすすめする厳選アミノ酸系シャンプー
【40代におすすめ】髪のパサつきを改善するためのとっておきアイテム
40代の髪のパサつきの原因や改善法をお伝えしてきましたが、さらにパサつき改善に効果的なアイテムを追加すればもっと髪のパサつきは抑えられ、コシのあるツヤ髪をキープすることができます。
40代を過ぎると髪や体の衰えが始まるのは仕方のないことですが、アイテムを取り入れることで衰えを軽減させ、健やかでツヤのある髪を維持することも可能です。
そこで、40代の髪のパサつき改善に是非知っておいてほしいという美容師とっておきアイテムをご紹介しましょう。
40代はつけすぎ厳禁!ヘアオイルやヘアクリームでアウトバスケアを
髪のパサつきにはヘアオイルやヘアクリームが良いということはご存知の方も多いと思います。
もちろん、ヘアオイルやヘアクリームは髪に必要な栄養素や保湿成分がたっぷり含まれていますので40代なら1つは持っておいてほしいアイテムです。
ただし、40代の場合髪が細くなっていたり、コシがなく柔らかい髪になっている人が多いので、ヘアオイルやヘアクリームを使う場合は指定されている使用量より少し少ない量をつけるようにしましょう。
髪が細い、柔らかい人がヘアオイルやヘアクリームをつけすぎてしまうと髪のボリュームがなくなり、髪がべたついてしまいます。
40代になって髪が細くなったり柔らかくなったという人はヘアオイルやヘアクリームでは重くてボリュームダウンする人もいますので、ヘアミルクや乳液など軽めで保湿効果の高いものの方がおすすめです。
ただし、いくら軽い方がよいと言ってもヘアミストはNGです。
ヘアミストは噴射した時は保湿効果がありますが、すぐに乾いてしまって髪のパサつき対策には適していません。
髪の保湿力を高めるために使うのであればヘアミルクや乳液をおすすめします。
詳しいヘアオイルの解説、オススメブランドについては関連記事からどうぞ。
髪のパサつきに良質なヘアオイルは欠かせない存在よ。
➡ 髪のパサつきに効果的なヘアオイル!美容師厳選おすすめ3選
驚きのパサつき改善効果あり!使えば使うほど潤うドライヤーに変えてみる
世の中にはびっくりするようなアイテムがあります。
本来ドライヤーは高温の熱風で髪を乾かすため、髪のパサつきを加速させてしまうものなのですが、「使えば使うほど髪が潤うドライヤー」もあるのです。
このドライヤーは美容師御用達のドライヤーで、「リュミエリーナのレプロナイザー3Dplus REP3D-G -P」という商品です。
商品の詳しい解説は以下の関連記事内にありますのでご参考いただければ、すぐにどれだけすごいドライヤーかがわかります。
特殊技術で髪にダメージを与えることなく、逆に髪に潤いを与えるドライヤーですので、使えば使うほど髪が艶やかになります。
髪のパサつき改善法を色々ためしてみたけれどだめだった、なかなか髪のパサつきが改善されない、改善法を実践するのはちょっと面倒という人はリュミエリーナのドライヤーが最適です。
ドライヤー業界に革命を起こした最強ドライヤーと呼ばれていますので使う価値のあるドライヤーです。
本当に安物のドライヤーを使い続けるつもり?
➡ 髪のパサつきは美容師愛用のドライヤーで解決!驚きの能力とは
40代には「女性ホルモン分泌促進作用」のあるアミノ酸系シャンプー
髪のパサつきにはアミノ酸系シャンプーが良いというお話をしましたが、アミノ酸系シャンプーの中には40代から起こる女性ホルモンの低下を軽減させる成分が含まれているものがあります。
アミノ酸系シャンプーは基本的に洗浄力が弱く、髪に栄養を与えるシャンプーなので、使っているだけでも頭皮環境を整え髪に栄養を与えてくれるものです。
ですが、40代になると女性ホルモンが減少することで髪のパサつきが起こることもわかっていますので、女性ホルモンの分泌を促進するアミノ酸系シャンプーも販売されています。
40代の場合女性ホルモンが原因となっていることも考えられますので、アミノ酸系シャンプーに変えるのであれば女性ホルモンに特化したアミノ酸系シャンプーをおすすめします。
何度も言うわ。
この中から選んで使っておけば間違いないのよ。
➡ 髪の毛のプロが推奨!パサつき髪におすすめのシャンプー4選
まとめ 40代で髪のパサつきが気になったら年齢に応じたケアが必要
40代の髪のパサつきは、若い頃のパサつきの原因以外にもたくさんあります。
体の変化する時期ですから、髪の変化が起こっても仕方ありません。
年齢を重ねるにつれ、体も髪も「老化」という方向に行かざるを得ないのですが、そのまま放置するのではなく、老化を少しでも食い止めることができれば髪も体も健康でいられます。
今回は髪のパサつきから考えられる体の変化もお伝えしました。
髪の変化に気付きやすい女性だからこそ体の変化に早く対応できますし、髪を健康にするということは体も健康になるということにつながります。
いつまでも美しいツヤのある髪を維持するということは、体の健康を維持することにもつながりますので、40代になって髪のパサつきが気になりだしたら、40代特有の原因を改善する方法を実践してみましょう。
あまり色々なことをするのは面倒だという人はアイテムを使うのも一つの手です。
改善法とアイテムを組み合わせることで、よりよい効果を発揮できますので、美容師から得たとっておきの情報を有効に活用してくださいね。
最初から
髪のパサつきの原因を理解したら、改善方法や使うべきヘアケアアイテムについても理解しましょう。
パサツキシラズを最初から読めば、原因と改善、オススメのヘアケアグッズを知ることができます。